市民の台所?ブダペスト中央市場の歴史もちょっとかじって楽しもう!

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ブダペストの台所「中央市場」。アクセスも便利な観光名所の一つです。しかし、私にとっては土曜日しか行くことができない台所とは言い難い場所。そんな中央市場ですが、珍しく早起きした先週末行ってみました。せっかくなので、紹介の記事でも書きたいと思います。

●最寄駅:Fovam ter
メトロ:M4
トラム:2、47、48、49番

PiacOnline

https://goo.gl/maps/p6VuZzvvR6k

 

 

そもそもいつできたの?:ブダペスト中央市場のできた時代

ブダペスト工科大学教授ペッツ・シャムの設計により建設され、1897年に完成した。

 

ブダペスト中央市場 - Wikipedia

 

Wikiを見て驚いたことには、観光名所として結構紹介されている割に記事の長さが短い!「築地市場とかもこんなものなの?」と検索してみたら、築地市場の説明は段違いに長い。世界最大の卸売市場とブダペスト最大の差はこういうことなのですね。(ちなみにロンドン最大にして最古の市場バラマーケットとの比較だとやや差が縮まります。ホッ)

 

ブダペスト中央市
Great Market Hall (Budapest) - Wikipedia, the free encyclopedia
築地市場

Tsukiji fish market - Wikipedia, the free encyclopedia

 

閑話休題

 

中央市場の完成した1897年、日本では京都大学の創立、帝国図書館の開館、ヤマハの創業など近代化が推し進められ活気に満ちていた時期です。これは当時オーストリア=ハンガリー帝国の一部であったブダペストも同様だったことが『ハンガリー』(ヤーノシュ・サーヴァイ著、南塚信吾・秋山晋吾訳、文庫クセジュ)の一節から窺い知ることができます。

世紀末には、ブダペストはすでに八〇万の住民を抱えていた。この時代を特徴づけたのは、急速な工業化と近代的かつ活発な文化生活の誕生、そして綿密に構想された計画に基づく大小の新しい建物の建設であった。これらの建設はペストの印象を完全に変えていった。

こんな活気にあふれていた時代に建設された中央市場ですが、二度の世界大戦により完全に破壊され、今日の市場は1990年代に再建されたものです。当時の姿を見られないのは残念ですが、現在の市場も1999年にFIABCI Prix d’Excellence Awardsを受賞している素晴らしい建築物。一見の価値はあります。

 

 

中央市場を紹介しているサイト5つ

歴史に触れているサイトは少なかったものの、市場のフロア構成なんかを詳しく説明しているサイトはたくさんあります。さすが観光名所。

guide.travel.co.jp

allabout.co.jp

ハンガリー「ブダペストの中央市場」が楽しすぎる! | TABIZINE~人生に旅心を~

 

以下の2つは写真で市場の雰囲気を堪能できます。

londonsoul.exblog.jp

The European Quartet Blog: ブダペストの中央市場

 

 

一見の価値はある!だけど私の台所はSPAR(今のところ)

ここまで行って調べて中央市場への思いは深まりましが、それでも中央市場を台所にするのは難易度高め。これは季節に左右されるので仕方がないことですが、冬場は取り扱っている野菜の種類が少なく、鮮度もまちまち。白菜、ネギなどが新鮮で安いと感じた一方、特産のパプリカはSPARより新鮮と思えるものを見つけることはできませんでした。冬が終わって新鮮な野菜がたくさん並ぶのが待ち遠しいです。

【冬の中央市場の風景】(2016年1月9日撮影)

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ハンガリー (文庫クセジュ)

ハンガリー (文庫クセジュ)