和食派でも冷蔵庫に常備しておいて損はなし!パプリカペースト

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ハンガリーといえばパプリカ」ということを恥ずかしながら、ハンガリーに来るまで知りませんでした。自分の興味のあることしか頭に入ってこないようで、「ハンガリーといえば、フォアグラとワイン」というイメージしかなかったのです。

実際に暮らしてみると、興味がなくても「ハンガリーといえばパプリカ」ということを嫌というほどインプットされます。スーパーへの生鮮食品売り場に行けば野菜売り場にはパプリカが大量に陳列されているのはもちろんのこと、サラミやウィンナー、ポテトチップスにもパプリカ入り(フレーバー)の商品がありますから。

 

 

農民の食卓から広がっていったパプリカ料理

これだけ生活にズカズカ入り込んでくるパプリカですから、さぞや昔々から食されていたのだろうと思っていましたが、その歴史は意外に古くないようです。『ハンガリーを知るための47章』(羽場久浘子編著、明石書店)によりますと、18世紀後半以降、グヤーシュが国民職としての階段を上っていくのに寄り添う形でパプリカも食卓での存在感を強めていったようです。

中南米原産のパプリカは「トルコ胡椒」の名前でハンガリーに入り、十八世紀後半に大平原南部で普及し、高価な胡椒の代わりに、農民の料理に使われるようになっていった。

 

十九世紀前半、ハンガリー料理の本が普及するうちに、グヤーシュにはパプリカがなくてはならないようになり、同時に、エリート層の台所にパプリカが入り込んだ。

 

ちなみに、パプリカはビタミンCやEが豊富なお肌にとっては非常に良い食品のようです。

mattarilife.com

効能

・血中コレステロール値の改善
・血流改善効果
・毛細血管の強化
・抗アレルギー作用
・発ガン抑制作用
・疲労の回復
・肌荒れなどに効果
・免疫作用向上、生活習慣病の予防など

 

 

「何に入れてもいい」は本当らしい

いくらハンガリー人にとっては重要な食材であろうと、栄養価が高かろうと、私にとっては馴染みのない食材。マリネとかラタトゥイユとか言われても、和食派の私にとっては、毎日食べられそうにありませんでした。

こういうのは地元の人に聞くのが一番、とブダ地区のお土産屋さんに行った際に、ハンガリー人の知人に、「パプリカパウダーとか、パプリカ商品がたくさん売られてるけど、どうやって使ってるの?本当にそんなにパプリカ食べるの?」と思い切って尋ねてみました。

 

何にでも入れるんだよ

 

答えは、至ってシンプル。シンプルすぎて一瞬思考停止したほどです。彼女によると、スープを作れば、そこにパプリカパウダーやペーストなどを加えるそうなのです。このペーストなどには、辛いものもあれば少し甘めのものがあり、これも好みに応じて加える量を調整すればいいのだとか。

ためしてガッテン」でも「パプリカは和食にも合う」と紹介されていたらしいとの情報に背中を押され、いろいろ試してみることにしました。試したのは、カレー、肉じゃが、湯豆腐、お味噌汁、などなど(カレーは若干弱気なチャレンジでしたが)。

結果、和食にも合う本当に万能な食べ物というのは本当でした。早速、冷蔵庫の仲間入り。最初に購入したペーストがなくなった後も途切れることなく常備されています。

www9.nhk.or.jp

 

www.foodfreez.com

 

 

お土産屋さんでも買えるけど、スーパーで買うとちょっとだけお得

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私が使っているのは瓶詰めのこの二つ。女性の絵の方が辛味がないタイプで、男性の絵の方が、辛いタイプ。

お土産やさんや、中央市場などでは、HUF 500〜600程の価格で売られていますが、普通のスーパーなどだとHUF 500弱で手に入ります。海外旅行のお土産って帰国後に「あの時は特産品だからと思って買ったけど・・・」ということが起こりがちですが、これなら和食にも使えますし、罪悪感を抱きつつゴミ箱行きという事態は避けられます!ただし、瓶詰めなのが難点です。

 

 

生のパプリカの調理方法はまだまだ修行中です。スーパーに行くたびに買いますが、まだまだレパートリーが少なすぎて四苦八苦。ハンガリーになじむためにももっともっとパプリカ料理をおぼえたいです。

matome.naver.jp

 

 

ハンガリーを知るための47章 エリア・スタディーズ

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