タクシーだろうがUBERだろうがサービスが良ければいい

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今週4日間にわたりブダペスト市中心部で行われた反UBERデモ。木曜の夕方には、参加していたタクシードライバーたちが引き上げ、日常が戻ってきました。

 

HUNGARY todayによると、来週以降、今後のルール作りに向けた話し合いが始まるとのこと。タクシーサービスは規制市場ということもあり、政府は、一応、タクシードライバーたち保護の立場をとると表明しつつも、質の高いサービスと透明性が求める、ともコメントしています。さて、今回のデモを受けてオルバーン首相は内閣での利用者を調査。閣僚たちは皆利用したことがないと回答しましたが、政府機関で働く若い世代の多くはUBERを利用しているのが実態のようです。

hungarytoday.hu

 

 

UBERの質が落ちないかやや不安

今回、棚ぼた的広告宣伝効果のあったUBERですが、利用者の増加はいいとして、心配なのは今後のサービスの質です。ロンドンのUBERドライバーで多いのはプリウス以上のランクの車ですが、ブダペストの街中を走る車は結構オンボロが多くUBERの車のランクもロンドンと比べると若干劣るのが現状。今回の一件で、「タクシーライセンスなくても結構儲かるんだ」とお金儲けのことだけしか頭にない質の悪いドライバーが増えないことを祈ります。

 

 

パフォーマンスだろうがサービスが良ければそれでいい

反対に、タクシーのサービスの絶対的な質が向上するなら、値段が若干高くともUBER推しからタクシー推しに鞍替えすると思います。前回は、UBER推しなんて書いていたにも関わらず、恥ずかし気もなく意見を変えます。『万物は流転する』(ヘラクレイトス)です。

要は、利用者を置き去りにしない(少なくともそう思わせる)ビジネスをしている方に流される、そんな軽い人間なのです、私、というお話でした。

 

(了)

Uber

Uber

  • Uber Technologies, Inc.
  • 旅行
  • 無料

 

 

<追記>

興味深いレポートを見つけたので(了)とした後で、早速付け足します。

www.mugendai-web.jp

(ウーバー症候群とは)ビジネスモデルが異なる競合が市場に参入し、既存の企業を破壊してしまう現象のこと

 

レポート自体は、IBMサイト(IBM グローバル経営層スタディからの洞察 - Japan)からダウンロード可能なのですが、mugendaiの紹介記事が良かったのでリンクを貼りました。

 

レポートの中では、GoogleやAmazonなどの『デジタル系の巨人』の脅威同様、小さく機敏な『やっかいな小人』たちも既存企業にとっては十分に危険な存在だということが述べられています。

(「やっかいな小人」について:)かみつかれて痛みを感じるまで、そ の存在を見つけることが難しい。

 

今や各国でタクシードライバーの怒りに火をつけているUBERは、「やっかいな小人」の典型でしょう。タクシー業界が、規制市場であるが故に、その脅威に対してあまりにも無防備すぎたのかもしれません。

最大の脅威は、いまだ競合と 分類されていない競合である(Piotr Ruszowski, CMO, Mondial Assistance, ポーランド)

 

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www.amazeinglife.today

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