大人になってから習う新たな言語|学び始めの3つのコツ

f:id:hjan:20160215055702j:plain

中学で英語の勉強を始め、中学最終学年時には弁論大会に県代表として出場したこともあった私ですが、高校入学とともに年々レベルが下がり、大学時代には、落とすことのほうが難しい必修英語の単位を見事に落とした過去を持つ落ちこぼれ。

大学院進学時には、院に行くことすら想像できないのに、留学するだなんて、と友人たちから予想をはるかに超えた心配をされました。

 とはいえ、中学から休み休みでも10年間は勉強してきた言語ならば、一念発起すればなんとかなるものです。インターネットで検索すればこれでもかとヒットする英語勉強法の数々。それらのアドバイスに従えばきっと英語力はつきます。

 

 

社会人になってからの第二外国語|ドイツ語を始めた頃のことを思い出して

さて、ブダペストに住むことになって始めたハンガリー語。大学時代の第二外国語、フランス語ですら開始早々脱落した私にとって難易度表で常に上位にくるハンガリー語だなんて無理無理。となるかと思っていましたが、まだ初級ということもあり、結構楽しく続けられています。

 これはロンドン時代に始めたドイツ語で知った言語を学ぶコツのようなものが意外に役立っているような気がします。

 ドイツ語を始めようと思ったきっかけは、仕事をしてただただ過ぎていく毎日に何か変化をつけたいと思ったことでした。別に、ドイツが好き、という熱い思いもなく、たまたま家の近くにある語学学校がドイツ語だったのでドイツ語にしたという安易さ。あまりにドイツに興味がなく、教科書に出てくるドイツの観光名所・郷土料理が全くわからない、という他には特に問題はなく・・・。

 軽く始めた割に、出席率と試験結果で次のコースに進めるかどうかが判定されるスパルタ校で、当時の同僚に驚かれるほどのペースでドイツ語を覚え始め、始めてから半年後にはA1という英検5級のような資格を取得したのでした。

 

 

第二外国語習得の初期で大切にすべき3つのこと

このドイツ語での経験で学んだこと。それは、1.独学ダメ絶対2.最初は文法無視で暗記のみ3.鈍感力を発揮する、の3つ。

 

1. 独学ダメ絶対

「独学で身につけました」という発言のカッコよさといったらありません。でも、効率的に身につけたいなら、スクールに通うのが一番手っ取り早いです。文法、リスニング、ライティング、スピーキングをバランス良く学べコストパフォーマンス抜群

初級で必ず身につけておくべきところをしっかり教えてくれるので、中上級になって身につければよい細かな点を大胆かつ安心してかっ飛ばすことができます。(辞書や教科書、参考書はどれがいいかなどの情報も教えてもらえるので、散財をすることもありません。)

また、クラスメイトが自分では気づかなかったような質問をしたりしてくれ、それが意外に勉強になったりします。その他グループワークを通して、クラスメイトとの間に妙な仲間意識が生まれ脱落防止になったり。

最短距離で身につけたいなら初学者はまずスクールに通い、少なくとも初級を脱してから、独学をするべきです。その際に、オススメなのは、各国の文化会館が提供している語学学校(ドイツ語ならゲーテインスティチュート、イタリア語ならイタリア文化会館、英語ならブリティッシュカウンシルなど)、その次に大学が提供している外国語講座です。先生の質もさることながら、集まってくる生徒も真面目な人が多いようです(別の語学学校から移ってきたドイツ語のクラスメイトたち談・イタリア文化会館イタリア語講座を受講中の友人談)。

 

2. 最初は文法無視で暗記のみ

まずは自己紹介や挨拶などの練習から始めるわけですが、この段階では「これが主語で、これが動詞で」などと考えず、ただひたすらに暗記 をします。この段階で構造なんかを考えたりするとチンプンカンプンすぎて嫌になります。これは大人にとっては一番高い壁かもしれません。ひたすらフレーズと大まかな意味を覚えます。単語単位では覚えない。

だんだんと進むにつれパズルのピースがはまるように理解でき始めるので、そうなるまでは苦しいけれど我慢我慢。この段階は、子供の方が得意だろうし、だからこそ英語を覚えることができたのかななどと思ったり。

ちなみに、ドイツ語は単語自体が長かったり(始めたばかりの頃はそう感じた)するものもあって最初のツラさは半端なかったです。

 

3. 鈍感力を発揮する

大人につれ、間違えること=悪、のような考えが強くなり、間違えないよう間違えないよう頑張ります。この姿勢はまったく悪くありません。しかし、間違えたくないあまりトライしない、というのはダメです。それなら、思いっきり間違えて笑われた方がマシ 。まずもって大の大人が通う語学学校で、笑いが起こることはあっても、間違えた人をバカにするなんてことなんてないでしょうから、安心して間違えればいいのです。そして修正する。この繰り返しです。

積極的に授業に参加することが一番大事。クラスメイトたちも、笑いながらサポートしてくれたりして団結力が高まったりするものです。(バカにされるようになったりするようであれば、もしかすると学校の質があまり良くないかもしれません。)

ハンガリー語では、日本人の私には発音が不可能と思われるものがいくつもあります。それでも、先生の発音とリズムと音にできるだけ似せる努力だけは最大限にし、毎回撃沈しています。(鈍感力を発揮し、落ち込むことなくケロリと再挑戦です。)

鈍感力はマスト です。

 

 

以上が、ドイツ語を習った際に身につけたコツで、今も役に立っていることです。大したことはないのですが、肩に力が入りすぎたりして意外にできていなかったりします。ドイツ語のクラスメイトやハンガリー語のクラスメイトたちは、もっと肩の力を抜いて恐ろしくハイスピードで言語を身につけていきます。もちろん母語の有利・不利もあるでしょうが、鈍感力レベルが段違いで、そのことが大きく関係しているのではないかと思わずにはいられません。

 

まだまだドイツ語もハンガリー語も初級にも関わらず、このような文章を書く恥ずかしさ、これも鈍感力で吹き飛ばすことにしましょうね。

 

 

 【参考】

試験受けなくても参考になります。

試験は暗記が9割

試験は暗記が9割

 

 

作者が好きかどうかはさておき、なるほど、なるほど、と。

鈍感力

鈍感力

 

 

business.nikkeibp.co.jp